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多汗症の塩化アルミニウム外用治療とは?

塩化アルミニウム液は多汗症の初期治療

男性医師

塩化アルミニウム液の外用治療は、多汗症に対する初期治療の1つとして考えられています。

 

特に、塩化アルミニウム液の多汗部位への単純貼付は、多汗症における保存療法の第一選択です。

 

手掌多汗症や腋窩多汗症など原発性局所多汗症に対する治療薬として、長い間用いられてきました。

 

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塩化アルミニウム水溶液の効能

多汗症に対する外用薬として使われる塩化アルミニウムは液は、10〜20%濃度に調剤して処方されることが多いと思われます。

 

塩化アルミニウムは金属塩であり、発汗する部分に塗ると、その汗腺の出口を塞いで汗が出ないように抑える作用があります。

 

塩化アルミニウム液の添布だけでは治療効果が得られない場合、ラップなどのフィルム素材で包むODT療法と呼ばれる密封療法を追加することで、治療効果が増すことがあります。

 

手掌多汗症や腋窩多汗症への効果

塩化アルミニウム液の外用治療は、特に腋窩多汗症への治療効果が高く、手掌多汗症や足裏多汗症に対する効果はやや劣るとも言われています。

 

塩化アルミニウム液の使用方法

塩化アルミニウム液は発汗していない時に添布する必要があるので、就寝前に塗り、翌朝拭き取るという使用方法が推奨されます。

 

発汗している状態で添布しても効果が発揮されにくいのが特徴です。

 

発汗部位への外用を毎日繰り返し、発汗が軽減してきたら回数を減らすように指示されます。

 

しかし、連続使用すると効果が落ちるとも言われているので、2〜3日に1回は使用を控える日を設けても良いかもしれません。

 

塩化アルミニウム治療の費用と保険適応の可否

塩化アルミニウム液の処方は保険適応外となっています。

 

購入時の費用は各医療機関で価格設定が異なるため、はっきりとはわかりませんが100mlで800円〜1000円が相場のようです。

 

塩化アルミニウム液は医師の処方箋が無くても、一般の薬局等で購入も可能です。

 

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塩化アルミニウム剤の副作用

副作用に悩む女性

塩化アルミニウムは酸性であり皮膚刺激性が強い成分です。

 

副作用として刺激性皮膚炎によるヒリヒリ感や、かぶれやかゆみなどが出現することがあります。

 

肌トラブルが発生した場合は使用を休止して、ステロイド剤の併用も医師により検討されます。

 

塩化アルミニウム液は腋窩多汗症で治療効果が高いのですが、腋窩の皮膚は薄くて弱いので、副作用に悩まされるケースもあります。

 

多汗症の塩化アルミニウム治療でアルツハイマーになる?

男性医師

多汗症の方法で悩む人の中には塩化アルミニウム治療という言葉を聞くと、アルミニウムとアルツハイマー病との関連性に不安を抱く人もいるのではないでしょうか?

 

アルツハイマー病は高齢者の認知症(痴呆症)の原因として最も多いといわれていて、以前に、アルミニウムの脳内の蓄積量と因果関係があるという説もありました。

 

現在でも因果関係については不明であり、アルツハイマー病とアルミニウムには関連性がないという研究報告もあります。

 

多汗症治療のガイドラインを確認しても、塩化アルミニウム液の外用とアルツハイマー病の発症に関する因果関係を報告された事例はないようです。

 

塩化アルミニウム製剤の使用に関して不安に感じるようでしたら、まずは医師に相談してみることをおすすめします。

 

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