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病院で受けられる多汗症治療と手術

保存療法

塩化アルミニウム外用薬

20〜30%濃度の塩化アルミニウム溶液を、
効果が出るまで毎日発汗部位に使用する治療方法です。

 

効果がみられない場合は、薬剤を塗った後にラップなどのフィルム素材のもので密封することで、吸収力を高めるODT療法に移行することもあります。

 

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抗コリン薬

コリン受容体拮抗薬を内服することで、
発汗における神経伝達物質を抑制して、全身の多汗軽減を図る治療手段です。

 

服用に関しては副作用や禁忌があるので注意が必要です。

 

国内で保険適用となる抗コリン薬に、プロ・バンサインという商品が有名です。

 

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水道水イオントフォレーシス

水に浸した多汗部位に弱い直流電流を、
発汗する部位に20〜30分間通電させる療法です。

 

電流が汗腺に作用して汗を抑える働きがあります。

 

週1回以上の外来診療による継続が必要で、一般的ではありませんが、
専用装置も販売されているので自宅で治療をする人もいます。

 

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ボトックス注射

A型ボツリヌス毒素を発汗部位に局所注射する治療方法です。

 

施術者によって痛みのコントロールや、投与量にばらつきがあるといわれています。

 

手掌多汗症に対する治療では、一時的に手指の筋力低下が起きる場合があるとされ、
腋窩多汗症の治療として推奨されています。

 

>>ボトックス注射について詳しくみる

 

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外科的療法

交感神経遮断術(ETS術)

手掌の発汗を支配する交感神経節を、
脇の下から挿入した胸腔鏡下で切除する手術です。

 

手掌多汗症の完治に関しては非常に効果的ですが、
副作用である代償性発汗の影響が強くでることがあります。

 

手術への理解と慎重な判断が必要と思います。

 

>>ETS手術について詳しくみる

 

多汗症の原因

男性医師

多汗症の原因として有力な説は、
汗をかくように指令を出す自律神経の中の交感神経が、
平常時でも過緊張状態にあることだとされています。

 

しかし、はっきりと解明されていないのが現状です。

 

多汗症が遺伝するという説もありますが、
研究段階であり詳細は不明です。

 

別の疾患が隠れている可能性もあります

多汗症で悩む人の多くは、青年期からの原因不明の多量発汗で悩まされるようになります。

 

一方で、多汗症の裏にもっと深刻な疾患が隠れていて、
その合併症として異常発汗が出現している場合もあります。

 

原疾患がなく多汗症状が現れることを原発性多汗症とよび、
原因となる疾患の症状として現れる多汗症を続発性多汗症といいます。

 

続発性多汗症は、感染症や内分泌異常、悪性腫瘍などが原因と考えられています。

 

その場合は、多汗症を抑える治療ではなく、
原疾患への根本治療が必要になるので注意が必要です。

 

続発性多汗症の原因疾患については、コチラで詳しくご紹介します。

 

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